ぼくらは仕事で強くなる。

人や組織のこと、事業のこと、働くってこと。LoanDEAL代表のブログです。

魔法が解けた感じ。

魔法が解けてしまった感じ、ってないですかね。

時々、何か大きなものと繋がっているような感覚で、導かれるように何かが進むとき、があって、でもそういう感覚は、ふっと消えてしまう。うまくいっていたことがすべて偶然で、全部が一気になくなっちゃうんじゃないか、ってどきどきする。

今、まさに魔法が解けていて、いかんなぁと思うわけなんですが、目の前で起こっていることはそんなに悪くない。だからもしかして傍から見たらたら、すごく順調そうに見えているのかもしれないけど、実はすごく恐怖感がある。

それってなんでなのかなと考えてみたんですが、「今」がいいか悪いか、っていうのは何かと繋がっていた過去の余韻であって、今の状態がどうかということとはあまり関係がないからななのかもしれません。

大きなものと繋がっている感じ、と書いたけれど、それはなんのことはない。自分が考えうるすべてのことに感覚を張り巡らせ、チャンスを逃さぬように反応し、とにかく手と足と頭とを動かしつづけていたというだけなのかもしれない。

むかし、娘を後ろに乗せて自転車をこぎながら、下り坂って快適だよなー、でも、快適なのは「下り坂」なんだなー、なんて思ったことがある。上り坂を必死になってこいでいる時にこそ、しんどいけど上向きなはず。

なぜか時々、学生時代の夢を見るんですよね。卒業間近に控えていて、学校を自転車でうろうろしてるんだけど、実は単位が足りなくて卒業できないんじゃないかって走り回っている・・・みたいな夢。今朝は、AIの授業をとっていて、その単位が足りない、みたいな状態だったな。(笑)別にそこでそんなに苦労した記憶もないんですけど、何か、大事な何かを一つ忘れちゃっている恐怖感、みたいなものの表れなのかな。目覚めて、あぁよかった、卒業できてた、って思うんだけどね。でも、もしそれが現実でもう一回、学生やらなきゃいけなくなってたら、それはそれで楽しめたかも。と思ってみたり。(もう20年近く前なのに・・・。)

なんか心が沈み込んで、深い海の底にいるような気分になるとき。海の底だとしても、上にあがる過程をどう楽しむか。あがいてあがいて、光が差す道筋を探して何とか上にあがってやろう。やり方は分かっていて、目の前のことに集中すること。やっぱり、「今、ここ」なんだろうな。できうること、出しうるものをすべてぶつけてやっていればきっと何とかなる。

実はしんどい時が、調子は上向きなんだ。魔法が解けた今こそ、次の、もっと大きなものとつながるチャンスなんだ。って。

そう信じて、情熱を温めなおして、またもう一度、歩き出そう。