ぼくらは仕事で強くなる。

人や組織のこと、事業のこと、働くってこと。LoanDEAL代表のブログです。

ハードワーカーは、だめですか?

ハードワーカーって時代遅れなんでしょうか?

 

NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」、好きなんですよね。あの番組に出てくる方々って、師匠とか上司とかからめちゃめちゃ厳しい指導をされたり、四六時中葛藤していて悶えている。そうして何かを乗り越えていく人たちのストーリー。ちょっと古いけど、「下町ロケット」とかも、面白かった。(リアルタイムでは見れなかったので今更引き合いに出しているわけですが・・・。)何日も徹夜で試行錯誤して目標に達しようとする挑戦者たちのドラマ。働き方が変わったら、こんなドキュメンタリーやドラマも人気がなくなってしまうんですかね?

 

やっぱり、いつの時代だって、何かを「命」と見立ててハードワークしている姿に、人は心を打たれるんだと思うんです。

 

そして、そういう働き方って、ごく一部の限られた才能のある人だけ、何か自分がなすべきことと出会えた運のいい人だけにしかできない類のものじゃなく、きっと誰だって、そういう働き方ができるんだろうと思うんです。

 

昔、それこそ「プロフェッショナル」で、たしか高倉健さんが「プロフェッショナルとは?ぽーん」のあとに、「生業」といっていたんです。それが、ものすごく良くて。「生業(なりわい):生活を立てるための仕事。家業。職業。」です。誰だって、何かしらの仕事をしてお給料をもらって生活しているのであれば、それが「生業」ということですよね。

 

目の前にある仕事。その目の前の仕事が、自分にとって唯一無二のものであると、天職であると思い定め、向き合ってみる。何かしらそこに、自分にしかできない価値の出し方を付加してみようとする。昨日より今日、今日より明日、少しずつでもより良くなるような変化を与えてみようとする。そうして、気がついたら四六時中考えている。楽しいとか楽しくないとか、ではない。当たり前のことを当たり前にやっている、という感覚。だから、労働時間がどうのという話は一切関係なくなっちゃっている。そんな状態。 

 

やっぱり何かに対してそういう向き合い方をして、強くなるんだと思うんですよね。何のために強くなるかっていう目的はそれぞれだろうと思うけど。私の場合は、家族とか自分の人生を大事にしたいから、強くなりたいと思う。だから、そういう仕事の仕方をしていたいな、と思うんです。

 

すごく単純な話で、実際には多くの人がそういう働き方をしているような気もするんですが・・・なんか、大きな声で言えない雰囲気が出てきちゃっているような気もするので、あえて。

 

ハードワーカー、かっこいいじゃん。

 

 

【イベントのお知らせ】

6月13日に、私のやっている事業の事例紹介イベントをやります。中堅企業の取締役の方が二人だけのベンチャー企業にレンタル移籍して、ハードワークした話を伺おうと思います。ハードワーカーの皆さま、ぜひぜひご来場ください。

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