ひと月は光のように早くて、昨日は果てしなく遠い。
どこに、か判らないけれど、なんだか最近、導かれている感じがするんです。
元来、私は、なるようになるとか、あるがまま、みたいなことがすごく苦手で、いつも力んで足掻いて悶々とする性質なんですが、それでも最近、いろんなことが実は予定調和なんじゃないかって感じることが多くて、今日はそんな話です。
例えば・・・
ある資料の提出期限の日に入っていた商談の予定が、立て続けにリスケになって一日すっぽり空いてしまって。あぁこれって資料作りをがっつり集中してやれ、クオリティを高める努力をしろ、ってことなのかなと。
そうかと思えば、しばらく連絡がつかなかった方々から立て続けに連絡をもらえたり。別に意図も期待もなく参加したコミュニティで、こういう人に会いたいなぁと思っていた人に、偶然出会えたり。
今まで、あんまりビジネス上で同じ大学の出身者に会うことはなかったのですが、最近になって急に30歳も上の大先輩に会って応援をしてもらえるようになったり、同級生に15年ぶりに会ったら、同じような領域で事業をしていたり。
2015年9月15日にサービスをローンチしたのですが、その翌朝、祖母が亡くなりました。なんだか、1日待ってもらったような気がしました。そして、ローンチ後の目まぐるしい展開の中で、静かに、目を伏せる時間をつくってもらったような。
・・・こんなふうに、毎日毎日、いろんなことが起こります。何だか一つひとつが仕組まれたような感じで。
傾向としては、何かに依存したり 、誰かにもたれかかるような発想を持っているときは良い方向に行くことはありません。結局、ネガティブなことが起きるってことは、自分のコントロールできる範囲の外にあるからなんですよね。だからそこにはたくさんの示唆があって、自分が自分で立てている場所と、そうじゃない場所に気付くきっかけをくれます。
そして、本当は、これって今に始まったことではないんだろうと思うんです。いつだって、起こるすべてのことに、何かしらの理由や意図があって、過去と、今と未来につながっている。まぁ考えてみれば当たり前ですよね。人はその3つの時間を連続して生きているわけですから。ただ、それに気づいているかどうか、そこから何かを読みとれるかどうか、なんだろうなぁと思うわけです。
すべては決められていて、なるようにしかならない。そういう前提に立ったら、随分と気持ちが楽になります。何が起きても、どこかに、何かにつながっている。不安も恐れも無意味だ。やりたいようにやればいいんだ。
日々があっという間に過ぎていくのに、1日が濃密すぎて、振り返ったら、あぁあれはまだ昨日の出来事か・・・みたいなことがたくさんあります。それは、いろんなものが時間軸を超えて絡み合って、繋がっているからなんじゃないかなぁと思うんです。それはとてもいい時間です。
一つひとつの出来事の意味を見逃さず、大切にやっていこうと思う今日この頃です。